念願かなってフリーランス美容師になった!でも営業の第一歩、名刺はどうする?勤務美容師時代と違って、店側で作ってはくれません。フリーランスになると、全部自分で用意しなくてはなりません。
今は自分でパソコンを使って作れる時代ですが、いったいどんな風に作ればいいのでしょうか?
また、プリントなどのおすすめ業者はどんなところがあるのでしょうか?ご紹介致します。
目次
「名刺」はフリーランス美容師のセンスの見せ所
美容師さんのセンスの見せ所は、もちろんカットやパーマなどの「作品」にも現れますが、「名刺」もセンスを表すものとして重要な役割を果たしています。
名刺を見れば、施術をしてもらう前にセンスがわかってしまうからです。
勤務美容師時代は、店の名刺として定形のテンプレートがありますが、フリーランスになると名刺のデザインから自分のお仕事です。名刺という小さな空間に自分を表す最大のチャンスとも言えます。
今は、パソコンを使って自分でも作れる時代ですが、いったいとんな名刺にしたらいいのでしょうか?
フリーランス美容師向け・おすすめ名刺作成サイト
それではPCで名刺を作成する場合のおすすめサイトをご紹介致します。
ラベルメーカー「エーワン」の「ラベル屋さん」
ラベルやシールのメーカー「A-one(エーワン)」が運営する名刺作成サイト「ラベル屋さん」。名刺の他にもCDなどのラベルやはがき、ステッカーなども作れる便利なサイトです。
かつてはダウンロード式だけでしたが、近年ではWeb上で作成、編集できるWeb版もありますので、それを使うのがおすすめです。
使い方は簡単で、まず用紙を選び、デザイン画面で名刺をデザインしていきます。直感的にデザインできるので、使い方はぶっつけ本番でも大丈夫。
名刺のテンプレートも豊富に揃っているのでそれを使ってもいいし、フリーランス美容師が自分でデザインした図柄も簡単に貼り付けることができます。
またA-oneの名刺用紙は印刷の色もきれいで、1シートで10枚の名刺ができます。印刷後の切り取りも、非常に細かいマイクロカットなので楽々切り取ることができます。
パソコン周辺機器メーカーELECOMの「エレコムらくちんプリント」
パソコンの周辺機器メーカーのエレコムが運営する「エレコムらくちんプリント」。
パソコン用はダウンロード版とWeb版があり、なんとスマホ用もあるので、フリーランス美容師として働いている間の空き時間などにちょこちょこっと作ることもできます。
なんと無料で使えるイラストやテンプレートが1000点以上あり、豊富な素材の中から選べるのも魅力!
使い方は上記のラベル屋さんと似ており、まず使う用紙を選択してから、デザインエディタで名刺をデザインしていきます。フォントの数も豊富なので、思いのままの名刺がデザインできます。
スマホアプリ+コンビニ印刷で出先でも楽々!「BiziCard」
ちょうど出先で名刺が少なくなっていたなんて時、ありますよね。例えば、美容師の交流会などに出かける時、美容師同士の情報交換のいい機会なのに、名刺が切れていたなんてことになったらもったいないです。そんなときは、スマホアプリでデザインし、コンビニで印刷ができる名刺作成アプリ「BiziCard」が便利です。
テンプレートの数もフォントの数もそれほど多くなく、上のソフトのように直感的にドラッグしたりして使う方法ではなく、作成画面ではデフォルトでテンプレート入っているので、変更したい箇所を選択してから、「編集する」ボタンを押し内容を変更していくというもの。デザインのテンプレートの種類は多くはなく、手持ちの画像や写真などを使ってデザインすることも可能です。
デザインが終わったら保存して、10 桁のプリント番号が発行されるので、それをもって、ローソン、ファミリーマート、サークル K サンクスの各店のマルチコピー機でプリントします。「コンテンツサービス」→「BiziCard」とタップしたら、プリント番号を入れて印刷します。
納得のいくデザインになるかどうかは、その人次第ですが、急に名刺が必要になった場合などに、スマホでデザインして、コンビニで印刷するのが可能なため、出先でも名刺が作れるというのが大きな魅力です。
フリーランス美容師が、名刺を自作するときのポイントは?
まず台紙を選ぼう
名刺をデザインする時、まず台紙を選びますが、パステルカラーは優しく柔らかいイメージ、茶色やベージュは落ち着いたイメージを表現できます。
また、印刷するプリンターによっても制限があるかもしれませんが、マテリアルにこだわり、名刺の一部に光沢を出したり、逆にマットな質感にしたりと、紙質にこだわるのも良いでしょう。
ナチュラルなサロンでしたら、木目調やグリーンがいっぱいのデザインなども人気です。また、多少手間はかかりますが、自分の担当するお客様の年齢層に合わせて落ち着いたものにしたりPOPなものにしたりというのもひとつのアイディアです。
また、フリーランス美容師として、お客様に思い出してもらえるよう、自分の特徴など、キャッチフレーズをいれたり、似顔絵を入れたりするのもいいでしょう。
得意分野を入れて
また、名刺に「ショートならおまかせ」「似合わせボブならおまかせ」など、フリーランス美容師の得意分野の髪型を入れたりしてもいいでしょう。また、コンテストの受賞歴などがあるならそれも書き込んで。
美容師以外の資格を持っているなら、「髪の傷みなら毛髪診断士いる当店に」などと、さりげなくアピールして、プラスアルファの売上を狙いましょう。
名刺をクーポンにしてしまう!
最近は、名刺を渡す美容室が増えていると言われます。
ただの名刺ならば、一度行ってもういかないつもりの美容室の美容師の名刺は、お客様は処分してしまいます。
しかし、名刺をクーポン代わりにして、「次回、炭酸スパorトリートメントサービス」として、「この名刺をお持ち下さい」と書くとどうでしょう。「サービスがあるなら、行ってみようかな」とお客様はその名刺を捨てずに財布か名刺入れに入れておいてくれるかも知れません。
このように名刺に住所、氏名、メールアドレスなどだけでなく、クーポンに変わるような文言を付け加えて、有効に使いましょう。
フリーランス美容師の名刺作成は思い切って外注に出してみる
どうにもフリーランス美容師としての仕事が忙しく、自分で名刺を作る暇がない、またアイディアが浮かばないという時は、外注してみてはいかがでしょうか?
デザイン名刺
シンプルなハサミのイラスト、あとは文字だけのモノクロタイプ。
いまではセンスのいい名刺が100枚1000円ちょっとで作れるサイト「デザイン名刺」。所要日数は4日ほどですが、ちょっとの差額でお急ぎ便も作ることができます。
スタンダードは白ですが、茶色系、ピンク系名刺も作れます。
whoo
フリーランス美容師をはじめ、いろいろな職業の名刺が作れるサイトwhoo。
自分で名刺をデザインし、用紙や印刷は業者に頼むタイプの名刺作成サイトです。
日本サイズの名刺の他、キューブ型、縦長などサイズもあり、かなり個性的な名刺作れるのがユニークです。
作り方はまず、エディタ画面でスタンダード、キューブ、ミニなど台紙タイプを選んでから、文字、画像などを直感的に入力していき、作成させます。さらにマットやグロス仕上げなどの仕上げ方法を選びます。注文は50枚5980円からですが、かなり個性的な名刺を作ることができます。
ありきたりな名刺に物足りなさを感じている人なら見て損はないサイトかも。
パプリby ASKUL
オフィス通販でおなじみのASKUL系名刺通販。Web上に名刺デザインの編集画面があり、自分の好みのデザインをして、そのまま発注できるサイト「パプリby ASKUL」。
400種類以上のテンプレートがある上に紙質や印刷のグレードにこだわっているのがユニーク。いちばんシンプルなものでは100枚片面が950円から。
スタプリ名刺
フリーランス美容師として自分で名刺デザインを作成し、印刷は発注するときに便利な、テンプレートがたくさん揃ったサイトである「スタプリ名刺」。
とくに美容師さんむけテンプレートをはじめ、職業別におすすめテンプレートが分かれているのがわかりやすいです。
ちょっと使ってみたい時は、会員登録なしでもお試しができるのが便利!
印刷代金は100枚で1500円程度から。
まとめ
いかがだったでしょうか?フリーランス美容師の名刺に関する情報をご紹介致しました。
名刺はフリーランス美容師にとって、自分のイメージやセンスをお客様に伝える、とても重要なものです。
グラフィックソフトをはじめ、名刺作成ソフトやアプリなどを使うのが得意なら、是非、自作をしてみて下さい。またどうにもそんな時間はない、苦手という方は、安く外注できるサイトもたくさんありますので、外注してみて下さいね。
かつては名刺を自作するというと、限られた人だけのものでしたが、最近では個人でも簡単にできるようにPCをはじめスマホアプリも多数登場してきています。
空き時間などにも簡単に操作できますので、慣れれば1時間もかからずに作成完了できます。また、コンビニでプリントしたり、自分で作成して業者にプリントしてもらったりということもできますので、是非利用してみて下さい。