美容師が独立して成功するための4つのポイント | FLIP! – フリーランス美容師向け面貸しメディア

美容師が独立して成功するための4つのポイント

現在の全国のコンビニ数は約50,000軒、ファーストフードが8,400軒、それに対して美容院の数は230,000軒だそうです。

新しく開業する美容院は毎年10,000軒にも上っているにも関わらず、廃業してしまう数も7,000~8,000軒に上っているんだそう。

その中には、独立開業している美容師さんもいらっしゃるのですが、成功している3割に入るにはいったいどんなポイントがあるのでしょうか?ご紹介致します。

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美容師が独立して成功するポイント①まずフランチャイズ店で経営修行

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美容師が独立して開業する店の形態としては、最初から自分の店を持つ場合とフランチャイズ店として開業する場合があります。

どこに何を使うか融資金の配分がポイント

これから店を持とうとしている人を前にして申し訳ないのですが、開業しても3割しか店を続けて行けない現実がそこにあります。それは資金がたっぷりあるからとか、開店前の集客がよかったから、そしてひとえに技術が素晴らしかったからというのはもちろん、融資してもらった資金をうまく配分できて、効果的に使えたからというのも大きいかもしれません。

若い内に面貸しで資金を貯めるにしても、美容院を開業できるほどの金額はよほどの売れっ子でないと無理ですし、やはり融資を受けるのが一般的です。でもそのせっかく受けた融資でさえも、使い方の配分を間違えて資金が足りなくなり、廃業してしまうというケースがあとを絶ちません。

まずフランチャイズ経営者になってみる

こういう事態を避けるには、まず、リスク回避でフランチャイズ契約で経営者として独立してみることがおすすめです。フランチャイズなら、まず、有名なので集客力があるということがメリットで、半年で利益が出るケースも少なくなく、サロンの存続率が高くなります。

また、本部のサポートもありますから、経営を一から実践で学ぶことができます。

でもフランチャイズだって、1,000万以上は資金がかかるのでは?とお思いでしょうが、実は500万以下でもオーナーになれるところも登場してきています。

せっかく独立したんだから、最初から自分の好きにやりたいという人もおられるでしょうが、資金的に厳しい場合はリスクが高すぎます。まだ若いのですから、せめて1~2年は、フランチャイズ店の経営をやって、経営や資金繰りを学んでから独立しても遅くないのではないでしょうか?

美容師が独立して成功するポイント②最初から税理士をつける

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「税理士さん」というと、なんだか自分からは遠い人という感じがしませんか?それに確定申告の時に代理で申告表を書いてくれる人、という認識しかない人も多いですよね。

でも美容サロンのオーナー美容師となると、税理士さんも身近に感じて欲しいところです。
なぜなら、税理士さんは確定申告のときだけを手伝ってくれるのではなく、経営の相談に乗ってくれる頼もしい味方だからです。

もちろん税理士さんと契約するのも費用がかかることですが、店が軌道に乗ればそれなど安いものです。まずは税理士さん探しから始めましょう。

サロンオーナーはとにかく集客に集中すべし!

特に人を雇っている場合はなおさらです。税金や給与、保険、諸経費をオーナーがやっていてはダメです。その時間を集客を考える時間に充てましょう。

オーナーはどっしりとサロンのことを考えるべし!

サロンオーナーは他のことを考えず、とにかく美容の事、サロンの集客、そしてリピーターを増やすべく、「もう一度来たいサービスとは何か」をメインに考えるようでなくては、サロンは長続きしないと思います。

美容師が独立して成功するポイント③初期投資を最低限におさえる

憧れの独立開業、制約のあったサロン従業員時代と違って、自分のデザインした好きな空間で働けるなんて夢みたいですよね。でも、サロンの初期投資にお金をかけすぎると、あとが回らなくなってしまいます。

内装は自分でもひとつの手

開店資金で最もお金がかかるのが店の内装費です。居抜き物件として借りても、やはりそのまま使うというわけにはいきません。他業種だった場合はなおさらです。

美容師さんはものを作る仕事ですから、とにかく絵を描いたり、家具を作ったりと他の芸術にも長けている人が多いです。

独立開業しているオーナーの中には、賃貸契約をした物件を自分の手でほぼ全部改装したという強者もいます。

水回り、電気工事は業者に頼む!

水回りや電気工事などは、危険も伴いますし、最初にちゃんとしておかないと漏電や水漏れなどのリスクが高いため、業者にお願いするとして、壁や床、セット台なども自分でペンキを塗ったり、中古のものを手に入れたりと、まずは初期費用を少しでも抑えるべきです。

店の家具やワゴン、高額なPOSシステムなどもしかりです。最初から新品である必要があるでしょうか?店が軌道に乗ってから買い替えてもいいのではないでしょうか?

特に店の家具、セット台などは、現在は手作り感覚がうけているのですから、オーナー自らがペンキを塗ったりニスを塗ったりといったハンドメイドが逆にウケて、お客様に「面白い雰囲気なので、また来たい」と思わせるかも知れません。

店のコンセプトが「オーガニック」「ナチュラル」などの場合はなおさら、手作り感覚を大切にするのはおすすめポイントです。

美容師が独立して成功するポイント④融資を受けるのは30代のうちに!

美容師が独立してサロンを開くには、自己資金だけでまかなえるのは、よほど大企業社長の御曹司などでない限り無理です。

日本政策金融公庫や、民間金融機関など、若者の創業を支援する空気が高いのは現実で現に政府も「開業率」を現在の割合から倍増させたいと考えているようですので、融資のハードルが上がっているのは事実です。

30代は融資を受けるのにもベストな年代!

融資をうけるには、まず、事業計画書を書き、それをもとに融資担当者と面接を行います。融資担当者は、まだ若きオーナー希望者を見て、20代だと若すぎて経験不足、40代だと健康不安もあり、ちゃんと返していけるのかと疑問に思うようです。

その点、30代なら「働き盛り」という言葉に形容されるように、血気盛んでやる気にも満ち溢れています。美容師としてもまさに「脂がノッてる」状態です。事業計画書がしっかりしていて、人柄もちゃんとしていれば、融資を受けられる確率も高くなります。

それにひとつの店をオープンさせるのは1,200万が目安となっているため、その3分の1くらいの自己資金はあったほうがいいでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?美容師が独立して成功するためのポイントをご紹介致しました。
美容師が独立成功するためのノウハウはネット上を検索してもたくさん出てきます。しかし、その多くが、成功のためのセミナーの宣伝だったり、核心をついたところを載せてくれないものも多いです。

独立開業前は忙しさがMAXになりますので、勤務美容師時代から少しずつ知識と自己資金を蓄えていくのがおすすめです。

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