大きなチェーン店の美容室のオーナー(経営者)は儲けに関して一人勝ちしてしまい嫌われます。
美容師のお客さんは髪の毛を切ってもらう人ですが、美容室のオーナーのお客さんは美容師(スタッフ)なので、丁寧に接し、モチベーションを高めてやるために色々な店のルールや昇進プランを作ってやる必要があります。
美容室のオーナーは優れた美容室を作る必要があり、ある程度技術がある美容師や、お金のあまりかからない新人をやとうなり戦略がありますし、美容師は優れた美容室で働くべきです。
美容室のオーナーが嫌いな理由に関して①美容師側からの意見
美容師のオーナーの立場からいったら、美容師は独立ばかり言って離職率も高く、給料もそれなりに高いのです。
ですが、美容師からしたら独立が夢で現状の給料は安く、労働時間も長く、夢(独立)にむけてお金を貯金していますので、そんなに頑張っている一方で店長はまだしもオーナーは何もせず、挙句に仕事終わりに経営論を語り出す始末です。
ただでさえしんどい美容師さんが、オーナーにいきなり経営論を語られても意味がわけらないという訳です。
もちろんオーナーと美容師の双方が、お互いに分かり合う努力をすることが大事です。
ですが、立場的に圧倒的に美容師の方が弱く、結果としてオーナーが嫌われることになるのです。
もし美容師がオーナーに嫌われるのであれば首にされるだけです。
美容室のオーナーが嫌いな理由に関して②オーナーがするべきこと
美容師のオーナーが一人勝ちしても儲けているのは大手チェーン美容室のみで、ほとんどの場合、美容室のオーナーは店長であり、そんなに儲けていません。
ではどうして嫌われるのかというと双方の目指すところのずれです。
また、美容師が超飽和状態にある部分も大いにあると思います。
美容室のオーナーは美容師に対して早く一人前になってほしい一心ですが、一方の美容師は一人前になれたら独立しようとしか考えていません。
となれば、美容師が独立すると考えないほどオーナーの美容室の働き心地が良いことが必要になってきます。
下働きは早く終わらせてあげて、早く美容師としての技術を身に着けさせて、長時間働かせない工夫が肝心です。
また、美容室がアットホームであり、美容師が心地よく働いているお店はお客さんからしても居心地がいいもので、これは集客にもつながります。