美容室の内装は、内装の半分を占める設備工事と内装工事に分けられます。内装工事は広さやグレードによっても違い、そこそこのグレードにする場合、だいたい1坪で40万、10坪だと400万もかかってしまいます。
なんとか自分で出来るところはやって、費用を浮かせたいもの。でも自分でできない部分もあるのです。
いったい美容室の内装工事のどんな部分が自分でできて、どんな部分は自分でできないでしょうか。ご紹介致します。
目次
美容室の内装を自分でする時のポイント①業者にお願いした方がいい部分は?
美容室の内装をDIYするといっても、こればかりは業者にお願いしたほうがいいという場合もあります。それは、「壁解体、配管、電気工事」です。付け焼き刃の知識でやるとあとあとでトラブルが起きたら大変です。
美容室の内装を自分でする時のポイント②ヤフオクや価格コムで探す
美容室の内装では設備費がその半分をしめます。これだって、なにも新品を定価で買う必要はありません。例えば、ヤフオクや価格.comでも美容室の店舗用の空調などが売られています。オークション系のいいところは、「価格交渉」ができること。「これからもうちょっと安くなりませんか?」などと相談してみたら、売ってしまいたい売り主さんは割りとすんなりと応じてくれる場合も多いのです。
美容室の内装を自分でする時のポイント③ホームセンター、100均は強い味方
流行に敏感な美容師さんは、自分の店の内装はお金をかけずに気に入った内装にする天才です。特に店舗に置く家具やセット面のミラー、ワゴンなどは自作できます。
そのために強い味方となるのはホームセンターや100均。
いまはDIYが流行していますので、ホームセンターや100均も驚くほどおしゃれです。ホームセンターでは流行のエイジング(古びた風に見せる加工)用の塗料なども売っていますので、リサイクルセンターなどで買った1000円の棚も簡単にアンティーク風になります。
ン10万の見積もりのレンガ調の壁も数千円で?!
また、見積もりがン10万だったレンガ調の壁も、自分で発泡スチロールを買ってきてレンガ調に彫りを入れ、それに白いペンキを塗れば完成!どうもてもアンティークな白レンガの壁ができます。壁全面ではなく、一部にするとかえっておしゃれです。
このように、あなたのセンスの見せ所でお金をかけずともいくらでも素敵な内装のインテリアができます。ただ、仕事の合間にそれをやるには大変な労力が伴いますが、夢の美容室開業が目の前にあるのですから、きっと大丈夫です。
美容室の内装を自分でする時のポイント④おすすめ塗料「漆喰うま~くヌレール」
美容室の内装は自分でできるところはやって、内装費を抑えたいもの。まず自分で出来るところはどこかと考えた時、いちばんに思いつくのは「壁」ですよね。
現在はホームセンターに行っても、おしゃれで機能的な塗料が溢れています。まさにDIY天国ですね。
漆喰風の壁が簡単にできる!日本プラスター「漆喰うま~くヌレール」
特にナチュラルテイストの美容室にしたいと考えている人も多いと思いますが、そんな方におすすめなのが、「日本プラスター」という会社の「漆喰うま~くヌレール」という、やや直球なネーミングの塗料です。
「誰でも簡単にどこでも塗れる漆喰」をコンセプトにした塗料で、ホルムアルデヒドを吸着し、放出させない、調湿、防カビ、空気をきれいにするとまさにエコで健康的な塗料なのです。
色は12色もあり、独特のぽてっとしたペースト状なので、ローラーや刷毛で塗るというより、ゴム手袋をつけて直接壁に塗りつける塗り方でOK。むしろそのほうがナチュラルで雰囲気のいい壁に仕上がります。また、仕上げ用と下塗り用がありますが、内部に使用する場合は仕上げ用で十分です。
なお、チューブタイプのハンディなものもあるので、美容室の雰囲気に合わせた植木鉢や木材など小物の塗装にも便利です。
まとめ
いかがだったでしょうか?美容室の内装代を少しでも抑えるのに内装を自分でDIYする方法をご紹介致しました。
今ではDIYの仕方はインターネットでも簡単に調べられ、かなり専門的なことでも一般の人が知識を得ることができます。それにホームセンターや100均に行けばおしゃれなDIYグッズが売られていますので、一昔前に比べれば格段にDIY環境が整ったと言えるでしょう。是非、試してみて下さい。