いざ美容室を開業して経営を始めたものの、暇になる時間が多いという方は多いのではないでしょうか。
そこで、今回は美容室を開業して暇になる理由について紹介していきます。
目次
美容室を開業して暇になる理由
実は、開業して暇になるには4つの理由があると言われています。
差別化が出来ていない
「美容院・整骨院・歯科・コンビニ」は石を投げたら当たると聞いたことがあるかもしれません。
今はこれらのお店は供給過多になっているのです。そのため、お客さんはお店を選び放題となる訳です。
それでは、お客さんに自分のお店を選んでもらうにはどうすれば良いでしょうか。
それは、「他のお店と差別化すること」。競争が激しくなると、つい他のお店を見て似たようなメニュー・価格帯にしがち。
宣伝費をかけない
経費の削減をするために、宣伝費をかけないようにしていませんか。今は、自ら発信しなければ、お客さんに気づいてもらうことすらできません。
リピーターがつかない
お客さんに対して、次回の来店に繋がるような動きはできていますか。先程もお話し多様に、美容室は供給過多の状況です。そのような中で、リピーターをつけるための努力をするのは必須になります。
宣伝費をかけ過ぎる
宣伝費をかけない、とは逆に宣伝費をかけ過ぎることも考えられます。
ある予約サイトが出したリピート率は20%だと言われています。
予約サイトを利用するユーザーの多くは、クーポンや割引などを期待しています。そのため、そもそも1つの美容室にしぼることなく、都度割引になっている美容室に行くということが非常に多いようです。
新規顧客の開拓という意味では良いですが、後から費用対効果を考えた時に結局こんなに広告費をかけなくて良かったという事に気づくことがある可能性が高いです。
美容室開業で成功するためのポイント
お店の強みをつくる
他のお店と比較した際に、何か尖った強みがあると良いです。例えば、ターゲット層を40代の家庭を持った専業主婦などに細かく絞ることで、尖った強みを作りだすことが可能です。
SNSで発信力をつける
昔は美容室に行く際は、予約サイトで検索する人がほとんどでした。しかし、今ではInstagramで美容師が投稿しているヘアスタイル、ヘアカラーを見て、参考にしたり美容室を探したりしています。
SNSであれば、広告宣伝費は必要ないですし、Instagramと非常にマッチした業界なのでとてもオススメです。
リピーター作りをする
リピーターをつけるために、来店したお客さんには割引券等を渡すことで、次回来店のキッカケになります。
いかがでしたか。開業したものの、先行きが見えなかったり、経営が不安定になるのはよくあること。お店が暇になってしまった時、どうすれば良いのか真剣に考えて行動することが大切です。