通常の美容師さんは全国でも大小さまざまな美容室にスタッフとして勤務しています。
フリーランス美容師は従来のような”雇われ”ではなく、フリーランスの美容師の場合、「特定の企業や店舗に所属しない」という形で働いています。
(「面貸しの美容師」「業務委託の美容師」と呼ばれることがあります。「面貸し」の美容師は「時間当たり」「1日あたり」で使用料を支払って働くことができます。)
彼らフリーランス美容師は一体どのくらいの年収や月収なのでしょうか!?
ベールに包まれたフリーランス美容師の年収や月収を調査してみました。
目次
フリーランスの美容師の年収・給料はこのくらい?売上を公開してる美容師ブログから逆算してみた
フリーランス美容師の売上データはあまり公開されていません。
しかし、ネット社会がきた今・・個人ブログなどで公開されるケースも増えています。
2・3名の売上データを発見したので共有させて頂きます。
フリーランス美容師の堂前貴裕さんの売上情報
大阪で2017年からフリーランス美容師として活躍されている堂前さんの売上データが下記です。
引用:【実録】フリーランス美容師宣言を行った3名の行方。現在の集客や給料は?
大体売上が毎月35~40万円ほどのようです。
堂前さんは大阪のF-Salonというシェアサロンを利用されています。
なんと月額の利用料は6万円!なので、40万円売上があると33万円ほどは手取りですね。
堂前さんの月収は33万円、年収は400万円程度と予想します。
美容師の平均年収が280万円なので、平均を大幅に上回っている年収となりました。
フリーランス美容師の松下汰樹氏さんは赤字?
次にフリーランス美容師の松下さんという方をご紹介させて頂きます。
アシスタントから最速でフリーランス美容師デビューされた方ですね。
引用:【実録】フリーランス美容師宣言を行った3名の行方。現在の集客や給料は?
売上は15万円とのこと。
月額制のシェアサロン等の場合ですと、赤字に陥るかもしれない数字ですね。。
歩合60%だとすると手取りは9万円
東京都で生活するには苦しい水準です。年収換算すると108万円でした。
ただ、副業しながらフリーランス美容師、というのも可能なのでそういった働き方をした場合、年収は大幅に上昇します。
(ベースの副業給が24万あるとすれば、手取り33万円まで増えるということなので)
スタイリストデビューから1年で年収600万円ペース?武田さん
次にご紹介する方は圧倒的ですね。。
引用:【第5弾】最年少21歳、女性フリーランス美容師の武田志桜里さんに月収などリアルを聴いた。
現在平均50~60万円ほどの手取りとなっています。アシスタント時代の2、3倍になりました。売上からお席代の月11万円と薬剤費を抜いた分が手取り収入になります。
書き方的によくわかりませんが、手取りが50-60万円とすると12ヶ月分だと年収600万円ほどになります。
デビュー1年目で凄すぎる・・・衝撃でした。
最後にフリーランス美容師という働き方をおさらいしましょう。
そもそもフリーランスの美容師とは?
そもそも「フリーランスの美容師」とはどんな美容師なのでしょうか?
ここ数年で「フリーランス美容師」という言葉をよく聞くようになってきましたが、「フリーランス美容師」とは、一般的に特定のサロンと契約していない美容師のことです。
「フリーランス美容師」では、自分自身が個人事業主になって文字通りのフリーで活躍する美容師のことです。
フリーランスの美容師の働き方には、店舗などの場所を借りたり、自宅やお客様の指定の場所で仕事をすることもあります。
フリーランスとして美容師をしている人は、独立を考えている美容師、副業として働いている人に多いです。
ただ、ご紹介した3名のように、完全に独立するスタイルも非常に増えてきています。
フリーランスの美容師として働くには、自分自身でお客様を獲得している必要があり、ある程度の実績を積み、固定のお客様を持っている人たちでないと難しい点も多いです。
引用:Gizmode
最近は、SNSで集客をしたり、メールでお客様と直接やりとりしている美容師も多くなっており、
インターネットでホームページを持つ美容師、美容師用のアプリなどを使い、予約やカルテ管理などもできるので事務作業としても苦にはならなくなってきています。
そのため、フリーランスといっても、自分でパソコンを使用できる事が必須条件となってきます。(本当に必須です!)
フリーランスの美容師のメリットとは?
フリーランスの美容師のメリットでは、通常の美容室の勤務と違い基本給がなくて完全歩合制になっています。
多くの指名を取れる美容師なら収入が増加しますが、人によっては年間で100万以上の差が出るともいわれています。
フリーランスの働き方はどこでも同じで、人間関係といっても「お客様と自分」だけの働き方で、先輩の美容師や同僚との関係で悩む必要がないということです。
フリーランスではない働き場所では、何かしら人間関係でトラブルも生まれがちでストレスが生じることも多いです。
報酬については、完全歩合になりやればやるだけ給料もアップしていきます。売り上げが上がれば上がる分、自分の給料になっていきます。
フリーランスの美容師のメリットといえば「時間を自由に使うことができる」ということもあり、勤務する時間帯、カットの料金の設定、使用する薬剤などはすべて自分が自由に決められます。
アイデアを自分なりにすぐに実践できるのも魅力のひとつかもしれません。
フリーランスの美容師のメリットとして、お客様を一人で担当できるメリットがあります。シャンプーからカット、ブローまですべて一人で担当します。
このことによって、お客様と親密なコミュニケーションができて、信頼関係が深くなります。
フリーランスの美容師のデメリットとは?
フリーランスの美容師は基本的にお客様がつかないと収入はありません。
フリーランスの美容師の場合のデメリットについて考えてみると、サロンに所属していない美容師よりも収入が不安定になりがちです。
収入としては、毎月安定しているわけでもありません。高収入の月や、収入が望めない月ももちろん考えられます。
また、美容師というよりも病気やケガの場合のことを考えると収入もはいらず、出費のことを考えなくてはいけません。いざというときの備えが必要です。
フリーランスの美容師では、デメリットでも「技術の伝達や指導が受けられない」という面もあります。
人間関係において「先輩から指導を受ける」というわけにもいきません。
自分自身で後輩にスキルを伝授することもないといえます。
美容師としての技術を磨くには、インターネットのyou-tubeの動画などでスキルを磨く人もいるみたいです。
また、技術についてはフリーランス美容師を支援するサイトで情報交換などで学ぶこともできます。
フリーランスで美容師をするとなると、クライアントの管理や予約でもひとりで行います。時間外だと思っていてもお客様とやり取りをすることもあるかと思います。
そのため、仕事の時間、私生活の時間とオンオフの切り替えが難しいともいわれています。
フリーランスの美容師の給料・年収とは?
フリーランスで美容師として働く場合、やはり収入面が気になってきます。フリーランスでは「利益率」を上げることにかかってくることもあり、売り上げ単価や材料の割合など、さまざまと要素で変わってくることも多いです。
収入面では「いかに利益率を上げるか?」ということにかかってくると思えます。
利益率とは、ひと月にもし100万円の収入があれば70%の利益率では70万円の利益になることです。
この金額をひとりで手にできるのがフリーランスのメリットでもあります。
収入には個人差があって、月収30~40万円稼ぎ、年収になおすと360~480万円になる人もいます。
フリーランス美容師とは、店舗を持たない独立のことです
ご自身の売上から経費を引いた額が「年収」となります。
また、確定申告も、社員と違い、所得税や健康保険の手続きなどをすべて自分自身で行うことになります。
自営業という意味もあり、確定申告の場で所得税や住民税なども納めます。年金や健康保険にしても、自分自身で手続きをすることが必要となります。
フリーランスの場合、業務委託として日払いや日給になることもあります。美容室を仕事場所に借りているとして、場所代と材料費で売り上げの40%を払った残りの60%が自分の報酬となります。
美容師の働き方では、業務委託よりもフリーランスとしての働き方が20%ほど高くなるのでたくさんの収入が見込めます。
社員で働いていた頃に比べると、指名売り上げなどでは収入も2倍、3倍となることもあります。
リスクの反面リターンも大きいというのがフリーランス美容師ですね。
実際どうなの!?みたいな相談はFLIP LINEまでご相談ください!