美容室に限らず、経営理念はとても大切になります。お店によっては作ってない場合もありますが、あらかじめ考えておくことをおすすめしています。
今回は、美容室の経営理念の例についてお話していきます。
目次
経営理念とは
経営理念とは、会社やお店を行う上での強い思いのことを指します。ビジョンとは異なり、10年、20年と時間がたっても変わることのない普遍性の高いものとなります。
これは美容室を開業する上で、とても大切な軸になります。
美容室ではないですが、全国1万社以上の中小企業に対して行われたアンケートにて、半数は理念を作っているようです。また、その中の40%が開業当時から作っていたと答えています。
それでは次に、実際に美容室の経営理念の例についてご紹介していきます。
美容室の経営理念の例3選
株式会社ann様
大阪に9店舗ものお店を構える、株式会社ann様の例を紹介します。
「”より美しく”を通して笑顔の輪を広げたい」
より美しくなりたいお客さんの願いが叶った時の笑顔を見た時に、お店も笑顔になり、一つ一つの笑顔の輪を広げていきたい、ということを掲げています。
このお店はブランドアイデンティティや経営ビジョンなどもはっきりと決めているため、一度参考にしてみると良いかもしれません。
株式会社MASHU様
再び、大阪で10店舗ものお店を構えている株式会社MASHU様の例を紹介します。
「MASHUとともに人生を」
お客さん、お店側共に輝き続けて、一生のお付き合いができることを掲げています。
このお店については、理念だけでなく、教育方針などもしっかりと決めているため、スタッフがステップアップできる場所があることが成功している要因ではないかと考えています。
株式会社apish様
東京の表参道、青山、銀座に3店舗のお店を構える株式会社apish様の例を紹介します。
「髪と地肌を世界一大切にする美容集団」
こちらは他のお店とは異なっており、とても珍しいですが、一言で分かりやすく説明されています。コンセプトについてもキレイでカワイイ、と非常にシンプルなものになっています。
いかがでしたか。美容室の経営理念を考えることは難しいかと思いますが、始めの段階で決めておくことで、お店の軸が出来上がるためおすすめします。