美容室経営が不振になってしまう3つの理由

美容師であれば、自分でお店を持つことに憧れを抱いている方が多いと思います。最近、美容室の開業ブームになっていますが、中々上手くいかず閉店してしまうお店が数多くあります。

何と、3年以内に90%のお店が閉店するというデータもあります。

そこで今回は、美容室経営が不振になってしまう要因・対策についてお話します。

美容室経営が不振に陥る理由

美容室経営が不振に陥る理由として、以下のようなことが挙げられます。

どの業界においても、固定客は貴重な存在です。ところが、リピート率よりも新規顧客を集客することに重きを置いているお店は多いです。もちろん新規顧客も大切ですが、広告宣伝費がかさんでしまいますし、今後の拡大性を考えると固定客を増やしていくことがとても大切なことです。

最近は、低価格の美容室・サロンが急増しました。そのため、他店に合わせて値引きを行おうとしてしまいがちですが、なるべく値引きは行うべきではないです。なぜならば、価格を下げることでお店のイメージを落としてしまう可能性がありますし、値下げほど利益に影響が出るものはありません。

財務は難しそうですし、出来ればプロに任せたいところですよね。その考え自体は間違いないのですが、経営者にも関わらず、財務のことは全然わからないというのは問題です。

美容室が経営不振に陥らないためには、日頃からどのような対策をすればよいのでしょうか。

一度来店した顧客には、例えば割引のクーポンなどを渡すなどして、次回来店のキッカケ作りをしましょう。または、メルマガ配信やLINE@、SNS等で積極的に情報発信するようにすることも大切です。

先程、値引きは行うのはいけないとお伝えしましたが、一度来店した顧客に対して次回来店のキッカケ作りになるような、値引きを行うことによるメリットがある場合の値引きは良いと思います。メリットがない値引きは避けるようにしましょう。

財務のことについては、すべては難しいかもしれませんが、最低限の知識は身に着けておくようにしましょう。

いかがでしたか。いざお店を開業したものの売上が悪く赤字になってしまうのは、よくあること。でも、できれば安定させたいですよね。

経営不振になる要因、対策をしっかりと調べておくことが大切になります。