美容師になるためには美容師の専門学校に行く必要があり、その中でも通信の美容師の専門学校と通信で無い普通の美容師の専門学校に行くという選択肢があります。
どちらも結局美容師の免許が取得できますが、働きながら免許を取得するのか、がっつり昼間に専門学校に通い免許を取得するのか、加えて学費にも大きな差が出てきます。
学費は圧倒的に通信の方が安いです。
ですが、安いといっても、大事なのは美容師としての腕前を磨くことですので、理想を言えば昼間に専門学校にきちんと通えるといいです。
高校卒業して美容師＋進路＋美容専門学校に行く場合①昼間の美容師の専門学校
一番オーソドックスなパターンとして、昼間の美容師の専門学校に行くことがあります。
二年間で美容師の免許がとれます。
美容師になるための学科と実技の充実した勉強ができ、美容師免許の合格率も高いです。
かなり恵まれた環境で勉強をすることができますが、高校新卒の場合それほどハングリー精神がわかないかもしれません。
地の利を生かし、自分の家から近いところに行くのも良いですが、せっかくですので、有名な学校に通うことをおすすめします。
とは言うものの地の利を生かした美容師専門学校では自分の家から近いところで就職ができるとか、信頼があるとかといった側面もあるかもしれませんので、専門学校は慎重に選んで下さい。
学校に通うのは人生で一回ですし最終学歴となりますのでぜひ、良い専門学校を選んで下さい。
高校卒業して美容師＋進路＋美容専門学校に行く場合②通信の美容師の専門学校
一度社会に出て働き、美容師を志して働きながら美容師の免許を取る場合にありがちなのが通信制の美容師の専門学校です。
値段は安く学費は40～80万円ほどで、金銭面の負担は最小限となっています。
通信といえどもパターン的にハングリー精神がある方が多いですので、真面目にがっつりと美容師の勉強ができると思います。
期間は通信ですと3年になる場合が多いようです。
美容師の腕は美容師になってからも磨けますので頑張ってください。
ただし、美容師として働き出してから、熱心過ぎてあまりにも残業を繰り返していると、美容師はうつ病になる方が圧倒的に多いですので、要注意です。
確かに高校新卒のエリートには負けたくない気持ちは分かりますが、細く長く継続が一番大切ですので、あまり自分を追い込みすぎない方が良いです。
ここで、最大の注意ポイントが2つありますが、1つは通信の美容師専門学校は美容室で雇われていないといけないという点と、やはり通信ですので、国家資格である美容師免許に受かる人がかなり少ない点です。
無理しないでほしいのですが、勉強や技術はそれなりにがんばって身に着けないと国家資格には簡単には受かりません。
高校卒業して美容師＋進路＋美容専門学校に行く場合③夜間の美容室の専門学校
こちらも通信と同じく一度社会に出るか、家の金銭面の事情により、働きながら美容師の専門学校に通う場合のための夜間美容師専門学校のはなしです。
この場合もハングリー精神はある方が多いと思われます。
期間は2年～2年6カ月になります。
きちんと学校に通っている訳ですので、それなりの技術は身に付くと思いますが、日中に働いているだけに無理をしないように気を付けて下さい。
うつ病は美容師になってからでは無く、なる前にも危惧される病気だからです。
さらに通信だと学費が安かったのですが、夜間の美容師専門学校は200万円くらいは用意しておかないといけません。