美容師さんは役職が多いですが、これはただなんとなく、名刺に記載する肩書きがほしいので、という理由ではありません。美容師さんは仕事が細かく分業されているため、役職名をつけて分かりやすくし、スキルアップすれば役職名が変わり、給料も多くなるので、技術の向上という意味においても、役職名が多い業界になっているようです。何故美容師さんは役職が多いのか、理由を解説致します。美容室で働く際の、参考にして下さい。
美容師さんは役職によって給料が違うため
美容室は美容師のランク制が、導入されていますので、ランクによりお給料の金額が違ってきます。技術がある美容師さんは給料が高く、ランクを1つずつ上がっていけば、お給料も沢山貰えるので、仕事のやる気や技術の向上のためにも、役職が細かくわかれています。一番お給料が高い人は、トップスタイリストで、平均して月収50万円ぐらい貰っている人もいます。お給料が最も低いのはアシスタントで、約17万円前後までとなっています。
美容師さんは仕事を分業しているため役職が多い
美容室で働いているスタッフは、実際仕事を分業して働いています。就職して最初に就く役職は、アシスタントです。大きなお店になりますと、アシスタントの中でも、アシスタントリーダーという役職があったり、人気がある美容師さんに、専属でついているアシスタントの人もいます。アシスタントの仕事の中でも、さらに分業されている場合があるのです。アシスタントの仕事は、カット・カラー・パーマ・シャンプー・頭皮マッサージなどです。
スタイリストもさらに細かく分業されていて、トップスタイリスト・チーフ・マネージャー・ディレクターなどの役職があります。スタイリストは、髪の毛の施術に関しての技術が高い人で、ブロー・ヘアカット・ヘアカラー・パーマを、全部一人で行うことができます。
役職の決め方はそれぞれの美容室で違うため、大きい美容室であるほど、仕事が分業されていて、役職が多くなる傾向になっています。
まとめ
美容師さんは、何故役職が多いのか？理解して頂けたのではないでしょうか。仕事の種類ごとに、役職名がついているからです。役職が何なのか聞けば、美容師さんの技術レベルが、お客さんにも一緒に働いているスタッフにも、すぐ分かるようになっています。又、役職を意識することで、自分が目標としている役職を目指す、モチベーションを維持する意味もあります。トップスタイリストに憧れ、頑張ることができるでしょう。